松川八洲雄監督 ありがとうございました

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まつかわゆまさん松川八洲雄監督

9月30日から行われていた「日本のドキュメンタリー作家シリーズ」の最終日となった10月7日『不安な質問』上映のために松川八洲雄監督が来場してくれました。

そして、その数日後、10月11日に松川監督の永眠されたという連絡を受けました。

10月7日の上映に松川監督が来てくださるということで、数日前から準備を始めていました。
当日も『不安な質問』でその活動を活写した「たまごの会」の方々をはじめ、多くの方が映画を観に足を運んでくれ、30年近くも前に作られた作品の、撮る側、撮られる側の才気、エネルギーに満ちたみずみずしさは、その後の交流会でも話題となり、おおいに盛り上げてくれました。

上映会でのわずかな時間でしたが、松川監督と同じ時間を分かち合えたのは、大きな喜びでした。会場に来ていただきまして、本当にありがとうございました。
まつかわゆまさんをはじめ、ご家族の方、日向寺太郎さん、舞台に立っていただいた、八幡洋一さん、弦巻裕さん、柳田義和さん、ありがとうございました。

「エイゼンシュタインの言葉、影像作家が全宇宙をとらえようとむなしい努力をするのなら、全宇宙を写している一粒の露球をこそとらえよ」
松川監督がインタビュー完成後に、これを加えたかったとおっしゃっていた言葉をここに記します。

多くのすばらしい作品、言葉を残してくれた松川八洲雄監督、ありがとうございました。
スクリーンや著作で、またお会いしたいと思います。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

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コメント (8)

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主催◎シネマトリックス
共催◎山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会、アテネ・フランセ文化センター、映画美学校、ポレポレ東中野
協力◎東京国立近代美術館フィルムセンター、大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)、東北芸術工科大学東北文化研究センター

フィルム提供:
アテネ・フランセ文化センター、アリイケシンジゲート+大きい木、岩波映像、映画「戦後在日五○年史」製作委員会、川口肇、共同映画社、シグロ、疾走プロダクション、自由工房、白石洋子、鈴木志郎康、瀬戸口未来、高嶺剛、W-TV OFFICE、陳凱欣、朝鮮総聯映画製作所、全州国際映画祭、テレビマンユニオン、直井里予、日本映画新社、朴壽南、ビデオアートセンター東京、プラネット映画資料図書館、北星、松川八洲雄、松本俊夫、もう一度福祉を考え直す会・磯田充子、ヤェール・パリッシュ、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー