13:00
松本俊夫×高嶺剛×川口肇(監督)
つぶれかかった右眼のために
1968/カラー/DVD/13分/監督:松本俊夫
サシングヮー
1973/カラー、モノクロ/16mm/13分/監督:高嶺剛
YIDFF2003 公式サイト「サシングヮー」»
異相 Ver. 7.6
2001/カラー/ビデオ/51分/監督:川口肇
YIDFF2001 公式サイト「異相」»
実験映像のパイオニア松本俊夫の『つぶれかかった…』は三面マルチスクリーンを駆使した68年カウンターカルチャーの記録。『サシングヮー』は「僕の映画の原点みたい…いとしい短篇です」という沖縄を代表する映像作家・高嶺剛による家族の記憶を巡るクロノロジー。「作者って一体何処にいるのか…」と問う川口肇は30代若手ホープ。ドキュメンタリーの形式を無限大にまで広げる作家たちの営み。
9.30(土)13:00+トーク(松本俊夫、川口肇)@アテネフランセ文化センター
15:20
時枝俊江(監督)
夜明けの国
1967/カラー/35mm/110分
「文化大革命について中国共産党が声明を出したのは8月8日です。私たちが撮影のために入国したのがちょうど8月8日でした」(時枝) 国交正常化前の中国、激しく揺れ動く文化大革命の嵐の中で半年に及ぶ、長期ロケで完成された作品。文化大革命初期の貴重な記録。
9.30(土)15:20+トーク(時枝俊江)@アテネフランセ文化センター
18:00
大津幸四郎(撮影)×田村正毅(撮影)×久保田幸雄(録音)
日本解放戦線・三里塚の夏
1968/モノクロ/16mm/108分/監督:小川紳介
小川プロの「三里塚」シリーズ第1作。この作品を契機に小川プロの“定点観測”による撮影が確立されていく。カメラは機動隊に対して武装を決断する青年行動隊を中心に闘争の内部へと入り込んでいく。小川は「全ショットを農民の列中から、その視座から撮り、権力側を撮るにも、正面から、それとの対面で、すべてを撮った」と語っている。
9.30(土)18:00 @アテネフランセ文化センター

主催◎シネマトリックス
共催◎山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会、アテネ・フランセ文化センター、映画美学校、ポレポレ東中野
協力◎東京国立近代美術館フィルムセンター、大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)、東北芸術工科大学東北文化研究センター

フィルム提供:
アテネ・フランセ文化センター、アリイケシンジゲート+大きい木、岩波映像、映画「戦後在日五○年史」製作委員会、川口肇、共同映画社、シグロ、疾走プロダクション、自由工房、白石洋子、鈴木志郎康、瀬戸口未来、高嶺剛、W-TV OFFICE、陳凱欣、朝鮮総聯映画製作所、全州国際映画祭、テレビマンユニオン、直井里予、日本映画新社、朴壽南、ビデオアートセンター東京、プラネット映画資料図書館、北星、松川八洲雄、松本俊夫、もう一度福祉を考え直す会・磯田充子、ヤェール・パリッシュ、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー