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ドキュメンタリー・ドリームショー2012の主なプログラムを発表します。 詳しいプログラムは7月中旬配布予定のチラシをご覧下さい!!

■ インターナショナル・コンペティション

世界101ヶ国、1078本の応募作品から選ばれた選りすぐりの作品。昨年は「特に質が高い」と評判になった傑作群をご覧下さい。


■アジア千波万波

荒削りでもひと際光るなにかを感じさせ、新しい表現に果敢に挑み続けるアジアの作家たちを発掘、応援するプログラム。


■シマ/島、いま———キューバから・が・に・を 見る

近年活況を見せるラテンアメリカ映画にも色濃い影響を与えてきたキューバに、 “シマ”という視点から着目したプログラムの一端にフェルナンド・ペレス監督作品集を加えたDDSオリジナル版。


■ニュー・ドックス・ジャパン

日本社会に向き合い闘う人々を描いた日本初の新作ドキュメンタリーを紹介、日本の 「いま」の風景を切り取ったオムニバス作品集2本も必見!


■台湾特集 回到一圏:日台ドキュメンタリーの12年後 

1999年のアジア千波万波で世に出た日本と台湾の若きドキュメンタリストたちが12年ぶりに日本の“故郷”ヤマガタに集まった。そのプログラムの一部を東京で!


■「やまがたと映画」より

昨年で3回目を迎えた「やまがたと映画」。「山形」をプラットホームとし、映画との関わりを検証し、また創造していくプログラム。


■「ヤマガタ人気投票プロジェクト」

1989年から映画祭の上映作品を収蔵し、貸出をしている山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーの貸出リストの中から、一般の投票によって上位作品が上映に選ばれました。たくさんの投票、ありがとうございました。


・第1位 ルート1
・第2位 真昼の不思議な物体
・第3位 アフリカ、痛みはいかがですか?
・第3位 思いやりの話


■スペシャルイベント :イーッカさんがやって来た!

そのユニークな映画論とたたずまいに、フィンランドのみながらず世界の国際映画祭で一目置かれているドキュメンタリー映画プロデューサー、イーッカ・ヴェヘカラハティ氏を迎え、製作に深く関わった三作品を上映し、トークを聞く。


■NDUと布川徹郎の熱い眼差し

伝説の映画集団 NDU(日本ドキュメンタリストユニオン)と布川徹郎(仮)1970年代学生運動の現場から出現し、沖縄からアジアへと渡り流浪する人々の姿を撮り続けてきたNDU。その作品群と代表的存在だった布川徹郎さん(2012年2月逝去)を追悼し、その全貌に肉薄する。NDUとは?「早大150日間ストライキ」を担った早大中退者を中心に1968年に結成された。その映画づくりは小川プロ、土本典昭らと同時代にあって学生 運動高揚期から長期にわたって闘争の現場を撮り続けてきた。その視線は学生運動とベトナム反戦でもりあがる新宿から、沖縄―台湾―朝鮮へと歩を進め、国境 をまたいで流浪する労働者の姿を追い続け、“アジア”への視点を独特の地平から切り開いていった。


■特別上映作品

YIDFF2011に関連した作品を上映。審査員作品、出品作家の旧作や最新作などを集めた。